某日
根津美術館、
尾形光琳の燕子花図屏風を鑑賞した後の
初夏の快晴の庭園
300年程前に屏風に描かれたカキツバタを観た後に、現代の庭園のカキツバタが真っ盛り。
庭園の情報は得ていなかったので
ちょっと散策でも、と歩いていて思いがけず出会ったこの風景に、感激、感動。
HULAでココと言う生花の髪飾り。
今回フラを卒業することになった娘1のために、フラのお友達のお母さまが作ってくださいました。
リハーサルの連続で、付き添う母も辛かったホイケ前の多忙ななかで…。
最後のホイケ後の楽屋で、
無言で渡されました。
「今までお疲れさま、と言って髪に飾ってあげて、
私の娘にも作ったココを一緒につけて二人を写真に撮りたかったけど、
私が泣いてしまいそうでできなかった」
と
後に聞きました。
ココそのものの美しさ、生花の儚い美しさ、
そう思いやって下さるこころの美しさ…。
美しいものが、感動と感激を授けてくれること。
胸に響いた、
五月の、奇跡のような、幸せな、一日のことでした。