三國万里子さんの本を購入してから、
フェアアイルニットに初挑戦してみようと毛糸を発注。
届いたのがちょうどひと月前の2月15日。
ベストをひとつ編み上げるうちに楽しくなって購入した本がこちら。
「きょうの編みもの」以外の5冊
バックナンバーまで買いましたよっ!
おおお素敵…可愛ぃ…楽しぃぃ…
これをこんな色で…妄想しつつ没頭して見入る私は
妖しげなフィギュアに魂を傾けるような、オタク的芳香を放っていたやもしれません…。
ほら~~ほらほら~~~
カワウィ~よ~~~~♪♪♪
しかし。
しかしですね。
私が魅かれたフェアアイルの魅力、
①輪編みで模様を見ながら表編みだけで編み上げる
②フェアアイル用の毛糸独特の、ゴワゴワ素朴な可愛らしさ
これがまず、毛糸だまや風工房さんの本では満たしません。
身頃をそれぞれ編んではぎ合わせる編み方、
つまり裏編でも編み込みが入るということです!
ありえない!できない!!編む気しない!
また、リッチモアなど国産の糸を使う作品がほとんど…。
色数も豊富でしっとり質の高い毛糸だけど、フェアアイルはゴワゴワがいいの…。
それならば、佐藤ちひろさんの「フェアアイルニッティング」ならばバッチリ!と
思っていたら…。
左が佐藤さん、右が実際に私が編んだ三國さんのベスト編み図。
佐藤さんの方はご覧の通り袖ぐりが直線のものが多いです。
2-1-3減など、ごくゆるいカーブのものも数点あります。
三國さんの方は一般的なカーブ。
佐藤さんの方は伝統的な編み方をそのまま踏襲した、
三國さんは現代風にアレンジした印象を受けます。
作品のフォルムも
素朴な感じに対し、スタイリッシュな感じ。
佐藤さんの方は編み込みが複雑で肩のはいだ部分まで美しくつながった模様、
三國さんは単純な小柄ばかりの構成。
興味深いです。
初めてフェアアイルに挑戦してみたい方は、
三國万里子さんの「きょうの編みもの」のフェアアイルベスト、
こちらが入門書にはいちばんだと思いました。
そうして、凝り性の私はどちらへ向かうのか…。
風工房さん式編み図にスティークつけて輪編みする方法、
エクセルで模様を作り、セルに色を付ける方法は探し出したけれど…。
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